みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日はなぜ、猫背がよくないのかについてご紹介します。
よく「猫背はだめだ」と言われますが、なぜでしょうか。何がダメなのでしょうか。
猫背が良くないと言われる原因の一つは、猫背になると呼吸が浅くなるからです。
それでは、なぜ呼吸が浅くなるとだめなのでしょうか?
Contents
浅い呼吸のデメリット
なぜ浅い呼吸ではなく、深い呼吸をするように推奨されているのでしょうか。
浅い呼吸のデメリットは以下になります。
交感神経が刺激される
呼吸が浅くなると交感神経を刺激するため、興奮状態が続きます。
交感神経が高まり、興奮した状態ですと、気が休まらず「緊張」した状態が続くことで身体も心も疲労がたまったり、頭痛や吐き気など、体の痛みや胃腸の不調へとつながります。
不眠へとつながる
興奮・緊張状態が続くこと疲労感だけでなく、不眠へとつながります。夜に眠ろうと思ってもなかなか寝付けないなど、睡眠障害のリスクが高くなります。
デスクワークやPC作業、スマホに熱中していると、気づかないうちに姿勢が悪くなり、交感神経が優位な状態が続いてしまう可能性があります。
なぜ猫背だと呼吸が浅くなるのか?
浅い呼吸は良くないことは分かりました。
しかし、なぜ猫背だと呼吸が浅くなるのでしょうか。
猫背とは肩が内側に入った状態です。
猫背の時は、胸郭が圧迫されるので、肺がしっかりと膨らませられません。つまり、肩で息をするような状態となり、自然と呼吸の回数が増え、浅い呼吸になります。
横隔膜をしっかりと上下して肺の隅々まで空気を取り込むような深い呼吸(腹式呼吸)ではなく、浅くて早い胸式呼吸になってしまいます。
猫背の解消法
それでは、猫背の解消法をご紹介します。
猫背を治し、深くゆったりとした呼吸を意識しましょう。
ヨガで胸を開く動きを入れる
ヨガをやっている方は、ヨガの最中に胸を開くように指示を受けることが多いと思います。
胸をしっかりと開くことで、猫背も解消し、肺いっぱいに空気を取り込めます。
姿勢を意識する
猫背は完全な習慣です。
日頃から姿勢を意識してこまめに修正していくことで、少しずつ綺麗な姿勢に近づいていきます。
私は整体に通うのはお金がかかると思ったので整体師さんのYouTubeを見て、正しい姿勢を学びました。
言葉で伝えるより、動画など映像を見た方が良いかなと思います。
呼吸の練習をする
完全呼吸の練習をして、身体全体を使って呼吸をする感覚を身につけるのもおすすめです。
完全呼吸の練習の中で、自然と姿勢も良くなっていくかと思います。
完全呼吸法
ヨギックブリージング(完全呼吸法)とは、腹式呼吸、胸式呼吸、鎖骨呼吸を組み合わせた呼吸法です。
呼吸器全体を使うダイナミックな呼吸法で身体全体に酸素を送り込みます。呼吸に関連する筋肉全般にを鍛えられ、自律神経を整える作用もあります。
呼吸は鼻呼吸。おへそから指3本下あたりのツボ「丹田」を意識して行なうことがポイントです。
●やり方●
まずは、息を吐き切るところからスタートです。
丹田に意識を集中して、ゆっくりと息を吐きます。おなかがペターっと凹んでいくのを感じます。息を吐き切ったら、息を吸います。横隔膜が下がり、お腹が膨らんでいくのを感じます。続いて、胸が広がり、肺いっぱいに酸素が入ってきます。最後は気管支のあたりに空気が入っていきます。鎖骨が上にあがっていくのを感じます。
ポイントは、身体のどこに空気が入っているのか、意識しながらやってみることです。
次に、息をゆっーーーくりと吐いていきます。先ほどと逆の順に、鎖骨が下がり、胸が凹み、お腹が凹んでいくのを感じます。
あとは、数回繰り返しましょう。
猫背解消の注意点
猫背改善のため、姿勢を良くしようとして、反り腰になってしまう人は多いです。
反り腰は、骨盤が前傾になっている状態。腰痛の原因になり、注意が必要。
・つま先は少し外側に開く
・骨盤が後傾になるように、尾てい骨を引っ込める。極端に言えば、マイケルジャクソンのポウをイメージ。
— ゆり@心理カウンセラー(臨床心理士&公認心理師) (@counselor_yuri) 2019年6月1日
猫背改善のため、姿勢を良くしようとして、反り腰になってしまう人は多いです。
反り腰は、骨盤が前傾になっている状態。腰痛の原因になり、注意が必要です。
・つま先は少し外側に開く
・骨盤が後傾になるように、尾てい骨を引っ込める。
極端に言えば、マイケルジャクソンのポウをイメージ。
骨盤底筋をしっかりと鍛える
女性の方は、骨盤底筋をしっかりと鍛えることで、骨盤が自然な位置にいき、姿勢もよくなる。
ぽっこりお腹の解消にもつながる。
骨盤底筋を鍛えるのは、膣を締めるイメージ。おしっこを我慢するときの感覚。
— ゆり@心理カウンセラー(臨床心理士&公認心理師) (@counselor_yuri) 2019年6月1日
また、骨盤底筋をしっかりと鍛えることもおすすめです。
骨盤底筋はインナーマッスルなので意識しないと鍛えられないし、感覚をつかむまでとても時間がかかります。
骨盤底筋をしっかりと鍛えることで、骨盤が自然な位置にいき、姿勢もよくなる。また、ぽっこりお腹の解消にもつながります。
骨盤底筋を鍛えるのは、膣を締めるイメージです。
おしっこを我慢するときの感覚です。
私は女性なので、男性が骨盤底筋を鍛える時のどんな意識の向け方をするのか想像できません・・・ごめんなさい。
女性の方は参考にしてください。