ヨガ・瞑想

トラウマセンシティブヨガについて

みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。

オーストラリアで学んだトラウマセンシティブヨガについてご紹介します。

トラウマセンシティブヨガとは?

トラウマセンシティブヨガとは、アメリカのトラウマ研究や治療のための機関である「トラウマセンター」でトラウマのための補助療法として行われているプログラムのことです。トラウマといっても、1回のトラウマより複数回や長期に渡るトラウマや、子供のころの発達性トラウマへのアプローチとして作られたものです。

個人的な感想としては、トラウマ治療の助けになるものだと感じました。マインドフルネスな状態で行うヨガに近いと思います。

しかし、トラウマセンシティブヨガを通常のヨガクラスでやるのは注意が必要です。

トラウマセンシティブヨガを通常のクラスでやる注意点

まずは、トラウマセンシティブヨガという名前がついていると、トラウマを克服できるように感じてしまうと思います。

しかし、トラウマセンシティブヨガの研修でも先生が言っていましたが、心理士ではない人がやる場合は、「トラウマセラピー(治療)」ではないと。あくまで、「トラウマセンシティブヨガ」だと。センシティブということは、トラウマに敏感であろうということなのか、トラウマセンシティブヨガでは、トラウマ体験は全く語らないので、ニュアンスが難しいですね。

やはり、あくまで補助的なもので、トラウマ治療をやっていく上で、治療を促進するような手助けをするもの、トラウマを含めて自分の気持ちや状態に敏感に気づけるようになるものだと思います。

また、ヨガの先生が参加者のメンタル状態に敏感である必要があると思います。

具体的には、「パニック発作」や「解離」を起こした場合に、ヨガの先生が気づけるかどうかです。その場で早めの段階で対処したり、必要な場合は主治医と連携を取る。その前に、主治医の許可の上、参加してもらうなど、確認事項や配慮事項もあると思います。

スタジオの構造的にパニックを起こしやすいことも考えられますし、呼吸や身体状態に注目することで、誘発する可能性もあると思います。気づかないで悪化してしまうと、患者さんにとって辛い体験を増やしたり、病状にも影響が出るかもしれません。

よって、やる場合は注意が必要だと思います。安全に配慮できるか、何かあった時に対処できるか、そして、連携先の病院を確保できるか、などです。

トラウマセンシティブヨガを体験するには?

おそらく、日本でオリジナルのトラウマセンシティブヨガのクラスを開いている先生はいないと思います。海外で学ぶか、日本でやりたい場合はマインドフルネスヨガがとても近い形だと思います。

私は、7月から銀座のハスヨガさんでトラウマセンシティブ・セルフコンパッションヨガのクラスを担当しています。

銀座ハスヨガ

ヨガジャーナルさんでもトラウマセンシティブヨガの記事を書きました🔽

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