みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日は「自己イメージや他者評価について」のツイートをまとめました。
自己イメージについて
みなさんはどんな自己イメージを持っていますか?
現実の自分と、自分自信が考える自己イメージは異なる場合が多いものです。
しかし、私たちは自己イメージを本当の自分自身だと考えやすい。
自己イメージが揺らぐような出来事があると、現実の自分に影響がなくとも、動揺しやすくなります。
— 心理カウンセラーゆり⭐︎(臨床心理士/公認心理師) (@counselor_yuri) July 27, 2019
みなさんはどんな自己イメージを持っていますか?
自己イメージとは、「自分について、抱いているイメージ」のことです。
そして、現実の自分と、自分自身が考える自己イメージは異なる場合が多いものです。自分自身に対して「つまらない人間だ」と考えていても、外側から見たら個性的でユーモアのある人物と評価されている場合もあります。
私たちは自己イメージを現実の自分自身だと考えやすいです。
自分はダメな人間だとイメージを持っている場合は、実際の自分はいつもダメなんだと考えやすくなります。しかし、現実は、いつもダメなわけではない場合が多いと思います。
自己イメージが揺らぐような出来事があると、たとえ現実の自分に影響がなくとも、大きく動揺してしまいます。
他者の考えに重きを置くのは注意が必要
他人からどう思われているのかな…どう見られているのかな…
という、他者の考えに重きを置くのは注意が必要。
顔も名前もない他者の考えは、曖昧で、根拠がないし、正解もない。
大切な自分のことが、時と場所で変化する答えがあるようで、無いものに振り回されてしまう。
— 心理カウンセラーゆり⭐︎(臨床心理士/公認心理師) (@counselor_yuri) July 27, 2019
自己イメージも大切ですが、他者からのイメージを気にする方も多いと思います。
自己イメージを作り上げる際に、他者からの評価が大きく影響する場合もあります。
「みんなからどう思われているのかな…どう見られているのかな…」という、他者の考えに重きを置くのは注意が必要です。
「みんな」って誰でしょうか?
顔も名前もない他者の考えは、曖昧で、根拠がないし、正解もないです。
大切な自分のことが、時と場所で変化するような、答えがあるようで、無いものに振り回されてしまいます。
バランスが大切
自分のことや、他人のこと、
どちらかに意識が向きすぎるとバランスが崩れてしまう。欠点ばかり見えて落ち込んだり、どう思われてるのか不安になったり。
意識が向きすぎた結果、ネガティブな感情が強くなる。
どちらかが強すぎるなら、弱くすることでバランスが整う場合もあると思います。
— 心理カウンセラーゆり⭐︎(臨床心理士/公認心理師) (@counselor_yuri) July 30, 2019
自分のことや、他人のこと、
どちらかに意識が向きすぎるとバランスが崩れてしまいます。
欠点ばかり見えて落ち込んだり、どう思われてるのか不安になったり。
意識が向きすぎた結果、ネガティブな感情が強くなる。
バランスが大切です。
私たちは常に変化する
現実の自分は、うまくできるときも失敗するときもあります。体調がよいときも悪いときもあります。
いつも同じとは限らず、変化しています。
成功や失敗も、一時的な通過点に過ぎない。
それだけで自分自身が定義されたり、価値が決まるわけではないです。
— 心理カウンセラーゆり⭐︎(臨床心理士/公認心理師) (@counselor_yuri) July 27, 2019
現実の自分は、うまくできるときも失敗するときもあります。体調がよいときも悪いときもあります。
いつも同じとは限らず、変化しています。
成功や失敗も、一時的な通過点に過ぎません。
それだけで自分自身が定義されたり、価値が決まるわけではないです。
変化するものなので、一つ一つのイメージや考えを意識せず、受け流すことも大切です。