みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日はヨギたちが行う「完全呼吸法」を紹介します。
ネパールでは、毎朝ヨガクラスのはじめに完全呼吸法の練習がありました。現在、呼吸が浅い人がとても多いです。猫背やスマホやPC作業、ストレス・・・呼吸が浅くなる原因がたくさんあります。完全呼吸法は呼吸機能全般を向上させる効果もあり、現在、私が担当するヨガクラスでも毎回実施しています。
完全呼吸法とは?
完全呼吸法はヨガの基本的な呼吸法の一つです。
完全呼吸法とは、横隔膜を下げお腹を膨らませる「腹式呼吸」と、胸を広げる「胸式呼吸」、鎖骨を上に持ち上げる「鎖骨呼吸」の3つをつなげていく呼吸法です。
はじめはなかなか慣れないと思うので、少しずつ練習していくことが大切です。
完全呼吸法の効果
・自律神経を整える
・ストレスを軽減させる
・呼吸機能を高める
1step:腹式呼吸
まずは「腹式呼吸」から始めます。
鼻から息を吐き出し、お腹をへこませる。
次に鼻から息を吸い、お腹をふくらませる。
呼吸を繰り返す。
慣れないうちはお腹に手を当てたり、横なったりして、感覚をつかむところから始めます。
2tep:胸式呼吸
次に「胸式呼吸」をつなげていきます。
鼻から息を吸い、お腹を膨らまし、そのまま胸を広げ、肺全体に空気を入れていく。
鼻から息を吐き、胸を狭くし、お腹をへこませていく。
呼吸を繰り返す。
胸に手を当てることで感覚をつかみやすくなります。
3step:鎖骨呼吸
最後に「鎖骨呼吸」を続けていきます。
鼻から息を吸い、お腹を膨らませ、胸を広げ、鎖骨が上に上がるまで、身体全体に空気を取り入れる。次に、鼻から息を吐き、鎖骨が下がり、胸が縮まり、お腹をへこませていく。呼吸を繰り返す。
慣れないうちは鎖骨に手を置くこともおすすめです。
完全呼吸法は呼吸機能全般を高めることができます。身体の深いところまで空気を送り込むことで横隔膜をしっかりと動かし、自律神経を整える作用もあります。
画像は見づらいですが、こちらの動画の音声が分かりやすいかなと思います。