みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日は「瞑想」について、最近のツイートをまとめました。
Contents
私たちにある2つのモード
私たちのこころには、
・doingモード
・beingモードふたつのモードがあります。
何かをしようというdoingモードでは、判断したり評価したり、行動していくことで、目標達成や効率よく生活を送ることにつながります。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 11, 2019
私たちのこころには、
・doingモード
・beingモード
ふたつのモードがあります。
何かをしようというdoingモードでは、判断したり評価したり、行動していくことで、目標達成や効率よく生活を送ることにつながります。
でも、わたしたちは常に成功するわけではありません。
失敗もするし、うまくいかないことだってあります。
そんなとき、doingモード働くと、自分自身を評価判断し、理想と現実のギャップで、
自分を責めてしまったり、落ち込み、怒り、悲しみなど、つらい感情へとつながりやすくなります。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 11, 2019
でも、わたしたちは常に成功するわけではありません。失敗もするし、うまくいかないことだってあります。
そんなとき、doingモードだけを基準に持っていると、自分自身を評価判断し、理想と現実のギャップで、自分を責めてしまったり、落ち込み、怒り、悲しみなど、つらい感情へとつながりやすくなります。
beingモードは、
ありのままに気づき、ありのまま受け止めるモードです。価値判断評価はしないものです。
どちらも必要なことですが、バランスが大切です。
beingで、事実を客観的に見つめ、さて、そこから何ができるかdoingです。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 11, 2019
beingモードは、ただ、そこにあること。
そこにあるものに、ありのままに気づき、ありのまま受け止めるモードです。
価値判断評価はしないものです。
どちらも必要なことですが、バランスが大切です。バランスというか、beingを大切にした上でのdoingだと思います。beingで、事実を客観的に見つめ、さて、そこから何ができるかdoingです。
また、doingとbingは、脳と体に当てはめることもできると思います。体がここにある(being)、この体で何をしていこうか(doing)。
まず、身体をしっかりとありのまま見ないと、今持っているものでどんなことができるのか計画を立てることも実行に移すことはむずかしい。ありのまま見ず、良いところだけ、悪いところだけ見ていると、計画がうまく立てられなかったり、未来を見誤ったりするかもしれない。
過去をぐるぐる考えること
わたしたちが、過去のことをぐるぐる考えてしまうのは、失敗を悔やみ、なんとか対処しようと思うから。
ストレスフルな出来事だと、なおさら、あるがまま受け入れづらい。
doingモードが活性化して、どんどんイマココから意識は離れて、心は過去に向けてタイムマシーンで飛び立つ。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 11, 2019
わたしたちが、過去のことをぐるぐる考えてしまうのは、失敗を悔やみ、なんとか対処しようと思うから。ストレスフルな出来事だと、なおさら、あるがまま受け入れづらい。過去についてぐるぐると考えている時は、なんだか対処している気がして、過去を変えられるような気がしてしまう。
そして、doingモードが活性化して、どんどんイマココから意識は離れて、心は過去に向けてタイムマシーンで飛び立つ。
今ここに意識を戻すトレーニング
マインドフルネス瞑想は、いまこの瞬間に意識を向け、いろいろな雑念が浮かんだら、雑念に気づいた上で、またいまここに意識を戻します。
この行ったり来たりの繰り返しがトレーニングになります。
いまここに意識を向けるために、呼吸を観察します。呼吸じゃなくて動作やマントラでも良いです。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 12, 2019
マインドフルネス瞑想は、いまこの瞬間に意識を向け、いろいろな雑念が浮かんだら、雑念に気づいた上で、またいまここに意識を戻します。
意識がそれて、それたことに気づいて、意識を戻す。
この行ったり来たりの繰り返しがトレーニングになります。
いまここに意識を向けるために、呼吸を観察します。呼吸じゃなくて動作やマントラでも良いです。何かを錨に、意識をここに戻すのです。
比較も判断もしない
私たちはついつい比較をしてしまいます。
誰かと比べたり、過去の自分や理想の自分と比べたり。
マインドフルネスでは、何かと比べずに、いまここにある事実をそのまま観察します。
いまこの瞬間の自分の内側に意識を向けて、何がどうなっているかなとただただ気づきます。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 12, 2019
私たちはついつい比較をしてしまいます。
誰かと比べたり、過去の自分や理想の自分と比べたり。
マインドフルネスでは、何かと比べずに、いまここにある事実をそのまま観察します。
いまこの瞬間の自分の内側に意識を向けて、何がどうなっているかなとただただ気づきます。
ないものを作るのではなく、元々あったものに気づく
ありのまま観察できるようになると、自分の良い面も悪い面も平等に「気づける」ようになります。
ネガティブなものばかり目がついていた方も、自分の中あった、良い面、ポジティブなものを発見して驚くことがあります。
今までなかったのではなく、気づけなかったものです。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 12, 2019
ありのまま観察できるようになると、自分の良い面も悪い面も平等に「気づける」ようになります。
ネガティブなものばかり目がついていた方も、自分の中あった、良い面、ポジティブなものを発見して驚くことがあります。
今までなかったのではなく、気づけなかったものです。
マインドフルネス瞑想の効果で個人的に良かったことベスト3
マインドフルネス瞑想の効果で個人的に良かったことベスト3
1. ぐるぐる思考と距離を置ける
2. 頭痛がほぼなくなった
3. 感情と距離を置ける始める前は本当か?と思っていたが、ちゃんと効果がある。もちろん個人差があると思います。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 23, 2019
個人的なものですが、ご参考に。
マインドフルネス瞑想の効果で個人的に良かったことベスト3
1. ぐるぐる思考と距離を置ける
2. 頭痛がほぼなくなった
3. 感情と距離を置ける
始める前は本当か?と思っていたが、ちゃんと効果がある。もちろん個人差があると思います。
マインドフルネス瞑想をやってよかったことは、
・ぐるぐる思考から抜け出しやすい
・自分の感情に巻き込まれにくい
・自分を客観的に見る力(メタ認知)
・痛みの感覚と距離が取れる
・家事が前より嫌じゃなくなる
・自分を大切にしようと思える振り返ると、こんな感じかなーと思います。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 12, 2019
もう少し綺麗にまとめると・・・
・ぐるぐる思考から抜け出しやすい
・自分の感情に巻き込まれにくい
・自分を客観的に見る力(メタ認知)
・痛みの感覚と距離が取れる
・家事が前より嫌じゃなくなる
・自分を大切にしようと思える
家事が前より嫌じゃなくなることは、掃除中にマインドフルネスをやることで、触覚や嗅覚など気づきがあって、「面倒くさいと思いながらやる」から「ただ感覚を観察する」って変化した感じです。
自分を大切にしようと思えることは、自己肯定感低かった人は、自分の中にあった良い面に気づくことで、自分への慈しみが大きくなる。そんな感じです。
瞑想はとりあえず続けるのが良い
瞑想をやってみると、
これであってるのかな、よくわからないなと考えてしまいやすいです。
瞑想は続けていく中で、自分なりの気づきがあります。
かっこよくいえば、洞察や悟りのような瞬間です。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 12, 2019
瞑想をやってみると、これであってるのかな、よくわからないなと考えてしまいやすいです。
瞑想は続けていく中で、自分なりの気づきがあります。かっこよくいえば、洞察や悟りのような瞬間です。
私の個人的な感覚でいうと、もがきながらの気づきです。でも、もっとすんなり慣れる人もいるのだと思います。
マインドフルネスを継続していると、自分の中にあったポジティブな考えに気づくことがある。
無理やり出したポジティブなものではなく、自然と出てきたもの。
自分の中に、こんな考えもあったんだと驚かれる方も多い。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 9, 2019
繰り返しですが、マインドフルネスを継続していると、自分の中にあったポジティブな考えに気づくことがある。
無理やり出したポジティブなものではなく、自然と出てきたもの。自分の中に、こんな考えもあったんだと驚かれる方も多い。
今まで存在しなかったのではなく、
今までも存在していたけど、ネガティブな方ばかり目についていて、気づかなかったのかもしれない。
マインドフルネスを続けることで、頭の中のことに一つ一つ、良いものも悪いものも平等に気づけるようになる。
— 心理カウンセラーゆり⭐️臨床心理士/公認心理師 (@counselor_yuri) September 9, 2019
今まで存在しなかったのではなく、今までも存在していたけど、ネガティブな方ばかり目についていて、気づかなかったのかもしれない。
マインドフルネスを続けることで、頭の中のことに一つ一つ、良いものも悪いものも平等に気づけるようになる。
継続していくなかで、緩やかな変化と緩やかな実感があります。
よくわからないけど、とりあえずやってみようの精神で取り組むことをお勧めします。