認知行動療法

CBT認知行動療法とは?うつに効果はあるの?

みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。

最近はカウンセリングで「認知行動療法がうまく出来ない」「続かなかった」という相談を受けることが増えています。

認知行動療法の講義をしていても「自分で出来ないからワークショップに申し込みました」という方も多いです。

書店にも認知行動療法の本がたくさん並び、自分でチャレンジしやすい環境が整っていると思います。

しかし、実際の認知行動療法は向き・不向きもあり、アレンジが必要な場合もあります。自分でやってみようとして挫折したから「認知行動療法は向いていないんだ」と諦めてしまうのはもったいないです。

今回は改めて認知行動療法にどんな効果があるのかご紹介したいと思います。

認知行動療法でストレス対処力を高めよう

認知行動療法は、認知を完全に変えてしまうものではありません。

認知行動療法はバランスの良い考え、柔軟な考えを目指すものです。

自分の考え方のパターンを知り、自分を苦しめているきっかけになっていないかなと検討します。もしそうなら、他の考え方の選択肢も増やしていくことで、バランスの良い考え、柔軟な考えを目指すものです。

なぜ認知は大切なのか?

なぜ、認知が大切かというと、

状況に対して、どう考えたかで、そのあとの気持ちや行動が変わってきます。

ネガティブな考えが浮かぶと、そのあとはネガティブな気持ちになりやすく、ネガティブな行動へとつながりやすくなります。
もし、自分にネガティブな考え方のパターンや癖があるとしたら・・・そこにアタックすることでネガティブな悪循環を断てる可能性があります。

CBT認知行動療法のメリット

さまざまな疾患でエビデンスがある

うつ病と不安障害(パニック障害など)に対する効果が広く認 められている。現在では、発達障害、摂食障害、統合失調症の 症状やパーソナリティ障害に対する効果も臨床試験を通して実 証されてきている。

自分で自分を助けるスキル

CBTの技法や考え方を身につけることで、別の困りごとでも自分自身で対処できるような自助スキルの獲得を目指します。

CBT認知行動療法のデメリット

時間がある程度かかります

今までの考え方のパターンを変えるのは簡単ではありません。すぐに変えられるようなものならみなさんは苦労していないはずです。

はじめて自転車に乗った時のように、骨折した後のリハビリのように、ある程度時間がかかることはデメリットかなと思います。

CBT認知行動療法の効果

回復を早めたり、症状が改善する

うつ症状や不安が軽減するという研究結果が多いです。

再発防止につながる

悪循環パターンを抜け出すスキルを身につけることで、うつや
不安などの症状を早めに軽減し、再発防止にもつながります。